コーチングとは
コーチングとは、対話という手段を使って、クライアントの夢や目標を明確にし、その達成を支援する人材開発、能力開発のスキルです。
対話では、主にコーチからクライアントへ「質問」が投げかけられます。コーチがクライアントに適切な質問を繰り返すことで、クライアントが叶えたい目標は何なのか、その達成のためには何が必要で、どのように行動すればよいのか、クライアント自身が気づくよう促します。そして、クライアントが、自発的に、目標達成のために必要なマインドやスキルを身につけ、目標に近づけるよう支援を行います。
ヒューニングとは
ヒューニングの主な目的は、「行動変容」です。クライアントの「行動を変化させることがメイン」になります。ヒューニングのアプローチは、行動の“元”を変えていくことです。潜在意識の中にある「行動を決定づけているプログラム(以後、行動プログラム)」そのものを変えるのが主な目的となります。
違いを整理すると、
・コーチングでは「気づきを与えることがメイン」で、
・ヒューニングでは「行動を変化させることがメイン」
となり、セッションにおけるメインの目的が違います。
コーチング・セッションで、夢や目標、その実現のためにとるべき行動に気づいたら、ヒューニング・セッションで、望ましい行動がとれるような状態にクライアントを変化させる。この2段階ステップを取ることで、行動変容の確実性&継続性が飛躍的に向上するのです。